デザインシンガポール協会20周年「Better by Design」

昨年の開催に続き、今年もシンガポールデザインウィーク2023（SDW 2023）が2023年9月21日から10月1日まで開催されます。NPO ADF（青山デザインフォーラム）は、今年もメディアパートナーとしてデザインシンガポール協会（DS）主催によるシンガポールデザインウィーク（SDW）をサポートします。今年はデザインシンガポール協会が20周年を迎えるに伴い、SDWのテーマをDsgのモットーである「Better by Design」とし、デザイン・フューチャー、デザイン・マーケットプレイス、デザイン・インパクトの3つの柱でシンガポールの独特のクリエイティブなブランドをご紹介します。

大胆で目的意識を持ったシンガポールデザインの精神にスポットライトを当てるべく、地元のデザインキュレーターであるジャクソン・タン、BLACKの共同創設者兼クリエイティブディレクターのパン・リム、キネティックシンガポール共同創設者兼クリエイティブディレクターのワン・カー・シング、そしてレッカー・アーキテクツの共同創設者であるジョシュア・コマロフは、今日の重要な課題を反映する特別に設置したインスタレーションで、ブラス・バサーブギスのアート、文化遺産、デザイン地区に活気を与えます。

デザイン地区

今年はフェスティバルの重要なハイライトとしてデザイン地区も紹介されます。 それぞれの地区はそのコミュニティのユニークな特徴を見せ、徒歩圏内で臨場感あふれるデザイン体験を表現します。この新しいSDWの始まりとして、デザイン地区はブラス・バサーブギス、マリーナ ベイ、そしてオーチャードロードを展開します。

デザイン・フューチャーズ

Design Futures は、未来のデザインと先進的なシンガポールのレンズを通してのデザインの未来に焦点を当てています。

デザイン・マーケットプレイス

急成長を遂げる東南アジア地域に焦点を当てて世界中のライフスタイルトレンドを紐解きます。アジアで最も注目されるデザイン見本市「デザインフェアアジア」が2023 年 9月21日から23日まで第2回開催としてマリーナベイ・サンズに帰ってきます。昨年の注目すべきデビューに続き、Dsg は再び東南アジアの現代デザインをEMERGE@FINDで紹介します。デザインアンソロジーのアネッタ・スージーの監修で、「CRAFT+INDUSTRY: MAN+MACHINE」と題し、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムからの50人以上の新進・既存デザイナーの作品が展示されています。

デザイン・インパクト

社会課題に取り組みデザインによってより良い世界を創造する革新的でインパクトのあるデザインソリューションをもって人々を魅了します。イノベーション、持続可能性と包括性という3つの主要テーマが、コミッションメンバーによって表現されます。

シンガポールデザインウィーク

デザインシンガポール協会が主催する、アジア有数のデザインフェスティバルの ひとつ。デザイン・フューチャーズ、デザイン・マーケットプレイス、デザイン・インパクトを柱にシンガポールの独創的なブランドクリエイティビティを紹介する祭典。

デザインシンガポール協会（DS）

シンガポールをイノベーション主導型の国にすることを目標に活動する経済開発庁管轄の機関。このユネスコ創造デザイン都市の名にふさわしくイノベーションと成長のためにデザインが活用されることを使命としている。